ゆるやかな仕切りでつくる、家族団らんと仕事モードが共存する家
小平市 S様
S様はご夫婦と8才(長女)、5才(長男)のお子さまと暮らす4人家族。
お互いフリーランスで働くご夫婦にとって、自宅は生活の場であり仕事場です。
家族団らんと仕事モード。
「ほどよいメリハリ」がポイントのリノベーションです。
― 家づくりのきっかけは?
ご主人:
もともと長女が小学校に上がるタイミングで、引っ越そうかという話をしていて。場所はこの辺りがいいと決めていたので、そこで賃貸にするか家を買うかと。
奥様:
フリーランスだと住宅ローンが組みづらいので賃貸のままでもいいかと話していましたが、ある時主人が「買う?」って。
ご主人:
仕事の先輩に「家を買うなら子供が入学するタイミングがいい」と聞いて。「それならいっちょやってみますか!」と(笑)。
― どのように建築会社を探しましたか?
奥様:
中古住宅のリノベーションなら費用が抑えられるので、まずは物件から探して。この辺りは私のジョギングコースで、売り出し中の家を運よく見つけたんです。
ご主人:
僕らは職業柄、自宅が仕事場になるので少し特殊ですよね。リノベーションルームをいろいろ見学して、イメージに合いそうな工務店を探しました。何社かに見積もりをお願いしたのですが、みんな予算オーバーで…。結構悩みました。
― なぜ丸清に依頼しようと思いましたか? 決め手を教えてください。
ご主人:
他の工務店に相談した時には「予算内では厳しい」と片づけられていたところ、丸清さんはギリギリまで予算内に収めようと頑張ってくれたんです。パンフレットの印象も良かったんですよね。材木屋さんですし、価格帯も明確に書いてらっしゃったので。お値段も良心的でいいなと思いました。
奥様:
結局、予算内でプランを出してくれたのは丸清さんだけでした。
― リノベーションでこだわったことはなんですか?
ご主人:
僕がこだわったのは仕事場とリビングです。子どもがいる中で部屋を閉め切って仕事をするのは嫌なので、仕事場はリビングの一角につくりました。パソコンが置ける広めのカウンターをつくり、柱を活かした収納でゆるやかに仕切りました。リビングは一日中過ごす場所なので、見た目にもこだわりました。梁を見せたり、床をオーク材にしたり。
奥様:
私は家事動線と収納ですね。2階にリビング、キッチンとお風呂をつくって2階で生活が完結するようにしています。洗濯機から洗濯物を取り出して、そのまま2階の日なたに干せるのはラクです。収納の目玉は、ひと部屋をまるまるウォークインクローゼットにしたところ。家族全員分の洋服がほとんど収まります。洗面室から通り抜けできて動きやすいですね。
― 担当者・大工さんの印象は?
ご主人:
ご担当(コーディネーター)の古山さんはとっても誠実な方で感謝しています。私たちの要望に限界まで挑戦してくれたという感じです(笑)。
奥様:
「今さら言ってもダメかな…」と我慢していたことも、古山さんに相談したら快く直してくれて。
ご主人:
大工さんと直接お話しできたのも良かったです。図面通りにつくるだけではなくて、もっと良くしようと現場で考えてくれました。
― 住心地はいかがですか? 気に入っているところを教えてください。
ご主人:
仕事場はほどよくメリハリがついて気に入っています。周りが見えない分集中できる反面、子どもたちの声はちゃんと聴こえるので安心です。リビングは陽が入って明るいですし、築30年ほどの物件なので断熱材を追加したのも正解でした。予想以上に良い家になりましたね!
奥様:
広いウォークインクローゼットは子供たちも気に入って。友達を呼んで走り回っています。リビングの梁が収納にも使えるのは意外でした。主人の自転車を置いていますが、これがインテリアとしても映えるんです。
― 生活スタイルに変化はありますか?
ご主人:
マイホームを持って「家を育てる」感覚が芽生えましたね。天井が高いから暑さ対策でカーテンをつけてみたり、空いたスペースに黒板を置いて子どもの遊び場をつくったり。
奥様:
水回りが2階にまとまったおかげで洗濯がスムーズになりました。二人とも〆切がある仕事なので、家事が時短できるのは助かります。
― 最後に、これから家を建てる人たちへメッセージをお願いします。
奥様:
大切な家ですし、少しでも気になることがあったら正直に工務店さんに相談してみてください。予算を超えてしまうかもしれないけれど、我慢するよりは一度話してみた方が納得できますよ!
ご主人:
築年数の古い家は断熱性が低い場合もあります。断熱材や二重窓などのコストを含めて予算を考えると良いかもしれませんね。